TRAINING

人事担当になったら理解しておきたいキーワードを集めた用語集です。
このカテゴリでは「育成」「キャリア」などに関する用語をまとめています。
アンガーマネジメント
アンガーマネジメントとは、怒りの感情とうまく付き合い、怒る必要のあることには怒り、怒る必要のないことには怒らないようにするための心理教育、心理トレーニングのことです。アンガーマネジメントは職業、年齢、性別に関係なく学ぶことができ、企業研修、医療福祉、青少年教育、アスリートのメンタルトレーニングなど幅広い分野で活用が進んでいます。アンガーマネジメントの研修では、怒りの感情の正体を紐解き、自分の怒りがどこから来ているのかについて考えます。人は怒るとき、「ある事象や、人が自分を怒らせた」と考えがちですが、実際は自分の中にある「~べき」と、その事象や人の行動が相反するときに、怒りが生まれます。その上で、怒りの感情をコントロールするためのテクニックや、叱り方、叱られ方について学びます。
メンター制度
メンター制度とは、経験豊かな人が未熟な人に対し、一定期間継続的に成長を支援する制度です。支援する側をメンター、支援される側をメンティー(またはプロテジェ)と呼びます。企業においては、新入社員や新任管理職を育成するためにメンター制度が取り入れられてきました。メンターは上司以外の者がアサインされ、メンターとメンティーは通常、一対一の関係を築きます。メンターはメンティーに対し、職務上の目標達成などを支援するだけでなく、職務以外の領域も含む心理・社会的な側面からも支援することがあります。さらに、継続的な関係性の中で、メンターがメンティーの役割モデルとなることもあります。また、メンターにとっても、マネジメント能力や人材育成能力の向上などのメリットがあります。しかし、どのような支援が提供されるかは、メンターとメンティーの関係性によるところが多く、メンター制度が機能するには双方の効果的なコミュニケーションスキルが要求されます。
ワールドカフェ
ワールド・カフェとは、会議のやり方の一形式を指します。参加者が自由に意見を出し合い、お互いの思いや考えの背景について探求し、相互理解を深めることを目的としています。答えを出すための会議ではなく新たな気づきを得るための会議という位置付けです。参加者全員の中に共通の意識を形成することにもつながる手法として注目されています。やり方はまず、4、5人程度の人がいるテーブルをいくつかつくります。進行役が話し合うテーマを提示し、そのテーマについて各テーブルで対話をします。20〜30分ほど経ったら、各テーブルのメンバー1人だけ残し、それ以外の人は別のテーブルに席を移します。各テーブルのメンバーが入れ替わったところで、今度は前のテーブルで話し合った内容を共有し、対話を深めていきます。それを何度か繰り返すことで、ミツバチの受粉のように話し合った内容がほかの参加者に伝わり、参加者全員がその場の全員と対話したかのような状況を生み出します。そして最後に、進行役が中心となって参加者全体で話し合いの場を持ち、出てきたアイデアや意見を共有します。そうして多様な価値観に触れた結果、新たな気づきが得られるという仕組みです。