人事の全体像

図で理解!人事業務は、企業の中でどのように機能しているのか。

人事の全体像

目次

  1. 1. 人事の機能

  2. 2. 人事業務マップ

  3. 3. まとめ

人事の機能

「人と企業の関係」を取り持つすべての機能

人という資源を会社と結びつけ、企業の収益・ビジョンにつなげるのが人事の役割だとしたら、その一連の流れにおける「人」と「企業」の関係を取り持ち、その関係を維持するための諸機能が人事にはあると考えられます。そのため、人と企業の関係を時間軸で考えると、分かりやすく整理できます。

  1. 人の確保・配置
  2. 人と企業を結びつける
  3. 人と仕事・職場を結びつける
  4. 人の能力発揮を促す
  5. 人の労働を管理する
  6. 人を評価・処遇する
  7. 人の育成・活躍推進
  8. 人が安心して働ける環境を整える


まずは、人と企業の出会いを創出し、魅力づけをして従業員として確保すること。人と労働条件を決め、労働契約を締結して企業の一員となってもらうこと。人を配属し、仕事ができる状態になってもらうこと。ここまでが「人が企業で働く」までの前段階です。

そして、人に能力を発揮してもらい、働いてもらうことがいうなれば“本番”です。基盤となる人事制度をつくり、その上でさまざまな人事施策を打つことで、パフォーマンスを発揮してもらいます。またその働きを管理し、今度は企業としての義務を果たす、勤怠管理・給与支払いなどの事務的な業務も人事の重要な機能の一つです。

そして一定の期間で人の働きや業績への貢献具合を評価し、適正に処遇します。人事考課を行い、その評価に基づいて、昇進・昇格を決めたり、より適したポジションへの配置転換・異動を行ったりして、さらに人の能力を引き出します

この一連の流れを支える人事の機能として、二つの大きなものがあります。一つは、人の個々の能力開発、人の集まりとしての組織開発・組織の活性化。二つ目は、人と企業の関係を良好な形で維持するために、人が安心して働ける環境を整える機能。労使関係の維持、安全衛生などの業務があります。


人事業務マップ

人事の「機能」と「業務」の全体像

人事に求められる機能と、それに紐付く業務の全体像を図にまとめました。

給与計算・給与支払いなどは経理部が、安全衛生は総務部が担うなど、一部の業務を複数部署で分業するケースもあり、そのあり方は企業によってさまざまですが、この図にある機能が「人事」というものの機能であると捉えてよいでしょう。

機能を分かりやすく分類するためにこのように整理しましたが、それぞれの機能は密接に結びついています。例えば、能力開発を意識した配置・異動もありますし、労使関係を良好に維持し、安心して働ける環境がひいては働く上での能力発揮につながるということもあるでしょう。

人が働く上で、そのモチベーションになる因子はさまざまです。陰になり日向になり、あらゆる方策で人の能力発揮を促し、組織全体の力をまとめ上げ、企業の本来の目的達成に資することが人事に求められています。

まとめ

人と企業の関係を取り持つ、維持する人事の業務には、企画の要素の強いものから、オペレーション的なものまでさまざまありますが、それら個々の仕事がすべて経営と結びついていることを認識し、日々の業務に取り組むことが重要です。

逆に、人と企業の関係性をコントロールすることで企業の経営に資することなら、この図にはない人事としての業務を、新しく生み出して行くこともありえるかもしれません。

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この記事を書いた人

hutas編集部

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